照明器具(灯具や安定器)には、寿命があります。
「蛍光灯が切れた」「電球が切れた」事に目が行きがちですが、照明が付かない・不点灯の原因が、【安定器の寿命】や【灯具の経年劣化】という事も考えられます。
LED更新の際は灯具の製造年式を確認してください。 20年以上経過している場合、LED灯具一式交換を推奨します。
不具合に気づかない原因として、「外観に異常が見えない」ということがあります。
設置後10年が経過した照明機器では、
①安定器②ソケット③配線
などの劣化が進んでいます。
見た目では変化がないので、劣化しているイメージがないのですが、放置すると発煙・発火に繋がり、大変危険です。
「耐用年数」とは、安全のため照明器具の交換を必要とする年限の事です。
日本照明工業会ガイドでは、耐用年数を15年としています。
また、建築物修繕措置判定手法でも、適正交換時期は10年、耐用の年限を15年としています。
設置から10年が過ぎた安定器が、絶縁劣化により発火する、コイルの異常発熱による断線、コンデンサの破損などが報告されています。
安全を考え、早めの点検と交換を心がけてください。
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ジャパン開発㈱
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